新着情報(ブログ)

監視カメラと防犯カメラの違いとは?目的別設置場所も解説

2024.08.13

セキュリティ対策に興味があり、防犯対策として監視カメラの導入を検討している個人事業主や店舗経営者方々、防犯カメラと監視カメラの違いに悩んでいませんか。
「防犯カメラ」と「監視カメラ」は、どちらも映像を記録する機器ですが、実は目的が大きく異なります。

この記事では、防犯カメラと監視カメラの違いを分かりやすく解説し、目的や設置場所について解説します。

 

□監視カメラと防犯カメラの違い

 

防犯カメラと監視カメラの違いは、ズバリ「目的」にあります。

*防犯カメラの目的

防犯カメラは、犯罪を未然に防ぐことを目的として設置されます。
不審者の侵入を阻止したり、犯罪を抑制したりといった効果が期待できます。
店頭やオフィス、駐車場などに設置されることが多いです。

*監視カメラの目的

監視カメラは、事件発生時の証拠を残すことを目的として設置されます。
万が一、事件や事故が発生した場合に、証拠となる映像を記録できます。
公共施設や交通機関、工場など、人通りの多い場所に設置されることが多いです。

 

□監視カメラと防犯カメラの選び方

 

監視カメラと防犯カメラを選ぶ際は、目的や設置場所、予算によって適切な製品が異なります。

1:カメラ機能

アナログカメラは、同軸ケーブルでモニターやレコーダーに直接繋いで映像を送るタイプのカメラです。
導入費用が安く、データへの不正アクセスの心配が少ないですが、配線が複雑になる場合があります。

ネットワークカメラは、LANケーブルを使用しネットワーク経由でデータを送るタイプです。
導入費用が高くなる傾向がありますが、複雑な配線工事は不要で、外出先からでも映像を確認できます。


2:形状

バレット型カメラは、箱型で、一目で監視カメラとわかるタイプです。
屋外で使用しやすいですが、1台では撮影範囲が限られるため、複数台で設置されることが多いです。

ドーム型カメラは、レンズ部分が円形のケースで覆われており、撮影方向が分かりにくいタイプです。
目立ちにくく、景観を損ねたくない場所にも利用できます。

全方位カメラは、魚眼レンズを搭載しており、360度の監視が可能です。
店舗内の顧客数や人数が多いエリアなども把握できます。

PTZカメラは、水平回転(パン)、垂直回転(チルト)、拡大縮小(ズーム)を遠隔操作できるタイプのカメラです。
広範囲の監視が可能で、自動追尾機能を搭載した製品なら自動で視点を変えて記録できます。


3:録画方法

記録媒体への保存は、HDD、SSD、SDカードなどに映像を保存できます。
長時間の録画ならHDD、屋外に設置するなら衝撃に強いSSDなど、それぞれの特性に合わせて選ぶ必要があります。

クラウドへの保存は、インターネット上にあるクラウドに映像を保存するタイプです。
レコーダーの近くにカメラを設置する必要がなく、外出先からでも映像を確認できます。

 

□まとめ

 

防犯カメラと監視カメラは、それぞれ目的が異なります。
防犯カメラは犯罪を未然に防ぐための抑止力として、監視カメラは事件発生時の証拠を残すための記録装置として活用できます。
目的や設置場所、予算に合わせて、適切な製品を選び、安全・安心な環境を実現しましょう。

メールでのお問い合わせ
PAGETOP