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労働基準法に抵触する?職場に監視カメラを導入するときの注意点を解説!

2025.03.25

監視カメラの導入は、企業のセキュリティ対策として有効な手段ですが、労働基準法やプライバシー保護の観点から、法的リスクを理解し、適切な対策を講じる必要があります。
従業員とのトラブルを回避し、円滑な職場環境を維持するためには、法令遵守はもちろんのこと、従業員への配慮も欠かせません。
今回は、監視カメラ導入における法的リスクと対策、具体的な運用方法について解説します。

監視カメラ導入における法的リスクと対策

労働基準法と監視カメラの関係性

労働基準法は、従業員の労働条件の改善や安全衛生の確保を目的としています。
監視カメラの設置は、従業員のプライバシーを侵害する可能性があるため、労働基準法に抵触しないよう注意が必要です。
具体的には、設置目的の明確化、監視範囲の制限、データの適切な管理などが重要となります。

個人情報保護法の遵守と具体的な対策

監視カメラの映像には、従業員の顔や行動などが記録されており、個人情報保護法の対象となります。
個人情報保護法を遵守するためには、利用目的の明確化、取得方法の適正化、安全管理措置の実施などが求められます。
利用目的を明確に示し、従業員に周知徹底することで、プライバシー侵害のリスクを軽減できます。
また、データの暗号化やアクセス制限など、適切なセキュリティ対策を講じることも重要です。

プライバシー保護のための設置場所の選定と運用ルール

監視カメラの設置場所の選定は、プライバシー保護の観点から非常に重要です。
トイレ、更衣室、休憩室など、従業員の私的な空間への設置は避けるべきです。
設置場所を決定する際には、業務上の必要性とプライバシー保護のバランスを慎重に検討する必要があります。
また、監視カメラの運用ルールを明確に定め、従業員に周知徹底することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

従業員への周知徹底と合意形成

監視カメラの設置に際しては、従業員への十分な説明と合意形成が不可欠です。
設置目的、監視範囲、データの取扱い方法などを明確に伝え、従業員の理解と協力を得ることが重要です。
説明会を開催したり、文書で周知徹底したりするなど、適切な方法で情報伝達を行うべきです。

監視カメラと労働基準法遵守のためのチェックリスト

設置目的の明確化と記録

監視カメラを設置する目的を明確に文書化し、記録しておくことが重要です。
防犯、不正行為の防止、ハラスメント対策など、具体的な目的を記載し、その目的を達成するために必要な範囲でのみ監視を行うようにしましょう。

監視範囲の制限と死角の確保

休憩室や更衣室など、従業員の私的な空間への設置は、業務上の必要性が認められない限り、プライバシー侵害とみなされる可能性が高いです。
監視カメラの設置場所や範囲を限定し、従業員のプライバシーを侵害する可能性のある場所(トイレ、更衣室など)は撮影範囲から除外する必要があります。
また、死角を設けることで、従業員の心理的な負担を軽減できます。

データの保管期間とセキュリティ対策

監視カメラの映像データは、個人情報保護法に基づき、適切に管理する必要があります。
保管期間を明確に定め、期間経過後は速やかに削除する必要があります。
また、データへの不正アクセスを防ぐため、適切なセキュリティ対策(暗号化、アクセス制限など)を講じる必要があります。

従業員への情報提供と同意取得

監視カメラの設置について、従業員に十分な情報を提供し、同意を得ることが重要です。
設置目的、監視範囲、データの取扱い方法などを明確に説明し、書面による同意を取得することが望ましいです。

トラブル発生時の対応と相談窓口

監視カメラの設置や運用に関し、トラブルが発生した場合に備え、対応マニュアルを作成しておきましょう。
また、従業員が相談できる窓口を設置することで、問題発生時の迅速な対応が可能になります。

まとめ

監視カメラの導入は、セキュリティ対策として有効ですが、労働基準法や個人情報保護法の遵守、従業員への配慮が不可欠です。
設置目的の明確化、監視範囲の制限、データの適切な管理、従業員への周知徹底などを徹底し、法令遵守とプライバシー保護を両立させることが重要です。
従業員との信頼関係を構築し、安心して働ける職場環境を維持することが、企業の健全な発展に繋がります。
チェックリストを活用し、導入前には専門家への相談も検討しましょう。

防犯カメラ情報センターでは、目的に合わせた監視カメラや設置プランをご用意しております。
職場に監視カメラ導入を検討している方は、ぜひ弊社にご相談ください。

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