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防犯カメラと監視カメラの違いについて

2017.02.19

防犯カメラと監視カメラの違い

人の動き、仕事業務の監視、防災、交通状況、天気状況など、いつでも状況を監視できる状態で設置されているものを監視カメラと呼びます。

防犯目的で設置される場合は、なるべく小型サイズのものが使われ、気付かれないような隠れた場所に設置されます。そのため、監視カメラは基本的にダミーカメラというものはありません。

犯罪が起こった場合、誰が犯行に及んだかの決定的瞬間をおさめるために、24時間体制で監視をしていることが多いです。

叫び声やガラスが割れる音などの不審な音を感知して自動的に通報してくれるものや、温度、湿度、匂いなどの記録を行うタイプもあります。

以前は画像撮影と保管のみを行っていましたが、最近では画像処理システムを組み合わせたものが販売されています。

現在は、車のナンバープレート画像を検出し、データとして抽出するシステムや、車の映像から車種を特定するシステム、空港で旅行者の顔を撮影して犯罪者の顔写真データベースと自動照合する顔認識システムなどが導入されています。

スピード違反取締りや交通量調査のために道路に設置されたり、水量計測のために川、海、ダムなどにも設置されます。

防犯目的として防犯カメラと併用される場合もあります。

防犯カメラは犯人に分かるように目立つ所に設置され、監視カメラは犯人に隠すように同じ場所に設置します。万が一犯人に防犯カメラが壊されてしまっても、監視カメラの画像を元に犯人を割り出す目的のためです。

お店のレジ付近や会社などに、従業員の背任行為抑止の目的で、気付かれないような場所に設置する場合もあります。

その他、電球のソケットに刺さるタイプや、時計に見せかけたタイプなど、それを見てすぐ監視カメラだと分からないものも多数あります。

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